世界No.1映画に選ばれた映画『東京物語』デジタルリマスターが、”あの頃映画 松竹DVDコレクション”に登場!
本当の家族とは何か…。
子供たちを訪ねた老夫婦を軸に戦後日本における家族の崩壊を描いた小津安二郎の代表作。
■本編は4Kスキャニングによるデジタル修復を実施した放送用HDマスター(2012年NHK BSで初放送)を、さらにブラッシュアップした、2013年ベルリン国際映画祭Berlinale Classics部門で上映された最新のニューデジタルリマスターを使用。スキャニングしたひとコマひとコマを丁寧に傷消しや色調整を行い、映画館の大画面で上映するデジタルデータから本マスターを作成しています。
本マスター制作にあたり撮影チーフ助手を務めた氏が監修し、小津監督の狙いを忠実に、1カット1カット丁寧に画調を再現しています。サウンドも同様に、当時の狙いを忠実に監督助手を3本務めた田中康義氏監修のもと、松竹の修復をすべて手掛けている清水和法氏が修復を担当しています。
■本編には、日本語字幕に加え、DVD初英語字幕も収録!
■世界の映画監督が選ぶ”世界一の映画”に選出!(10年に一度実施)
※10年に一度、世界の映画監督358人が投票で決める最も優れた映画に『東京物語』が選出。(2012年8月2日に発表。英国映画協会発行「サイト・アンド・サウンド」誌にて。同誌は10年ごとに映画50選を発表。)
1位 『東京物語』小津安二郎監督
2位 『2001年宇宙の旅』スタンリー・キューブリック監督
2位 『市民ケーン』オーソン・ウェルズ監督
4位 『8 1/2』フェデリコ・フェリーニ監督
5位 『タクシードライバー』マーティン・スコセッシ監督
■小津映画の集大成ともいえる作品
ローポジション、カメラの固定、人物の正面からの撮影など、「小津調」とも形容される独自の技法を用いながら、親子関係を淡々と描いた本作は、戦後すぐの作品でありながら、今日の家族問題に通じるテーマも多く含んだ“普遍的な家族の物語”であり、公開から60年近く経った現在でも、不朽の名作として世界中で愛され続けている。
■本作をモチーフに、山田洋次監督が描く最新作『東京家族』が同日Blu-ray&DVDリリース
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「小津安二郎生誕110年・ニューデジタルリマスター 東京物語(ブルーレイ)」はこちら
特典映像
特報・予告
ストーリー
尾道に住む老夫婦、周吉ととみが東京で暮らす子供達を訪れるために上京する。子供達は久しぶりの再会で2人を歓迎するが、それぞれ家庭の都合もあり、構ってばかりはいられない。結局、戦死した次男の嫁、紀子が2人の世話をすることになる。老夫婦は子供達がすっかり変わってしまったことに気づくのであった。
スタッフ
監督:小津安二郎
製作:山本武
脚本:野田高梧/小津安二郎
撮影:厚田雄春
美術:浜田辰雄
キャスト
笠智衆/東山千栄子/原節子/杉村春子/山村聰/三宅邦子/香川京子/東野英治郎/中村伸郎/大坂志郎
2013年7月6日リリース
発売元・販売元:松竹
【品番】DB-0675
【POSコード】4988105066618
【尺数】本編約135分+特典約7分
【放映】1953年
【製作年度】1953・2011年
【製作国】日本
【ジャンル】ドラマ
【音声】リニアPCM日本語(オリジナル)・モノラル
【字幕】日本語字幕/英語字幕
【画面サイズ】4:3スタンダード
【カラー/モノクロ】モノクロ
【層】片面二層