壁あつき部屋 [DVD]
商品コード | DB0891 |
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品番2 | MJ01283B |
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商品説明
BC級戦犯の手記を安部公房がシナリオ化。その内容のため政治的配慮から三年間の公開延期の憂き目にあった本作は、「社会に対して発言するような映画作家になりたい」と考える監督の以後の作風を決定づけるかのような、重厚な社会派問題作!
■実際は第3作目の監督作品でありながら、BC級戦犯の手記に取材し製作されたため当時の対米感情の配慮から三年間の公開延期を余儀なくされた問題作。本作の公開により、小林監督は一気に社会派の反骨的姿勢の監督として認知されていく。
■巣鴨に服役する、B級C級戦犯の生活を通して、戦争の悲惨、残酷、理不尽を観る者に容赦なく突きつける。自ら従軍経験があり、最後の一年は沖縄で捕虜生活を余儀なくされた小林監督の切なるメッセージ!”真の戦犯とは誰か!?”
■脚本を構成したのは、1951年に「壁−S・カルマ氏の犯罪」で芥川賞を受賞したばかりの安倍公房。
■巣鴨プリズンを完全再現したセットは、歴史的価値あり。
■※「初ソフト化」
解説
「社会に対して発言するような映画作家になりたい」と常々考えていた小林正樹が、阿部公房の脚本を得て手掛けた53年度の監督作品。無実でありながらBC級戦犯として投獄された戦争犠牲者の実際の手記を下地に、戦争犯罪の実力者が罪を背負い、命じたものは無実のまま街を闊歩するという不条理に着目しながら真実を追求していく。当時の対米感情の配慮から公開を見送られ、56年ようやく陽の目をみたという、曰くつきの作品でもある。
ストーリー
終戦後の巣鴨プリズンには多くのBC級戦犯が服役していたが、その中の雑居房4B棟17号室には、戦時中に上官・浜田の命で、いやいや現地人を殺した罪で重労働を終身刑の判決を受けた山下をはじめ、それぞれいわれのない理由で戦犯の刻印を押された6人の男たちがいた。ある日、山下は面会に来た妹から、浜田が実家に嫌がらせをしていることを知り、脱走を企てるも失敗。やがて母が死に、1日だけ出所が許された彼は故郷へ向かう・・・。
スタッフ
監督:小林正樹
原作:「壁あつき部屋−巣鴨BC級戦犯の人生記−」
脚色:安倍公房
撮影:楠田浩之
音楽:木下忠司
美術:平高主計
キャスト
三島耕/浜田寅彦/岸惠子/小林トシ子/小沢栄/信欣三
伊藤雄之助
2016年10月5日リリース
発売・販売元:松竹
【品番】DB-0891
【税抜価格】2,800円
【POSコード】4988105071681
【尺数】本編約110分+特典映像なし
【公開日・劇場等】1956年10月31日 全国ロードショー
【製作年度】1956年
【製作国】日本
【英題】--
【ジャンル】ドラマ
【音声】日本語(オリジナル)ドルビーデジタル モノラル
【字幕】--
【画面サイズ】4:3スタンダード
【カラー/モノクロ】モノクロ
【層】片面一層
コピーライト
©1956 松竹株式会社ユーザーレビュー
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