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野村芳太郎
サスペンス映画の巨匠にして、娯楽映画の頂点。
1941年松竹大船撮影所に入社し、翌年応召され、ビルマ戦線より生還、1952年に、『鳩』で助監督の肩書のまま、監督デビュー。翌年、正式に監督昇進し、時代劇、文芸、メロドラマや喜劇をはじめ、全て庶民の側に立って、決して観客を飽きさせない大衆映画作りを信条とした。『砂の器』を代表とする一連の清張作品は、松竹の独壇場ともいえる。
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