美空ひばりシリーズ

戦後を代表する国民的歌手・美空ひばり。12歳の時に齋藤寅次郎監督の『のど自慢狂時代』で映画デビューを果たし、『悲しき口笛』で本格的主演を勤め、同名主題歌が爆発的なヒット、一気に国民的大スターに登りつめた。どんな逆境にもめげずに歌い続けるヒロインの姿は、戦後貧しい時代の観客に大いなる勇気と希望をもたらした。