不世出の監督、大島渚が1960年代に放った問題作!
既成のモラルや価値観に背を向け、人間の「本能」を徹底的に追求した3作品が、今、よみがえる!
【監督・大島 渚について】
1932年3月31日京都生まれ。京都市立洛陽高等学校(現・京都市立洛陽工業高等学校)卒業後、京都大学法学部に進学。在学中は京都府学連委員長を務めていた。54年卒業後、松竹大船に入社し、大庭秀雄らの助監督を経て、59年に『愛と希望の街』で長編デビュー。『青春残酷物語』『太陽の墓場』で脚光を浴びるが、『日本の夜と霧』の上映中止に抗議して松竹を退社。以後、『白昼の通り魔』『日本春歌考』『絞死刑』『儀式』『愛のコリーダ』『戦場のメリークリスマス』など話題作を発表。不動の名声を確立した。
収録作品
『太陽の墓場』
『白昼の通り魔』
『日本春歌考』
■
「大島渚 DVD-BOX 1」はこちらから
■
「大島渚 DVD-BOX 3」はこちらから
「あの頃映画 松竹DVDコレクション」公式サイトはこちら
ストーリー
■
太陽の墓場
愚連隊信栄会の会長・信(津川雅彦)は、大きな縄張りをもつ大浜組に対抗するため、鉄の規律で子分たちを使い、会を大きくしようとしていた。しかし、小遣い銭欲しさから、ヤス(川津祐介)たちは信の目を盗んで、花子(炎加世子)たちが行う、日雇いたちから血を採る商売を手伝っていた。
■
白昼の通り魔
神戸で女中奉公しているシノ(川口小枝)のところへ英助(佐藤慶)が突然現れた。「どうしてもシノに会いたくなったから来た」と英助は言いながら、シノに包丁を向けて縛り、失神させて犯した。そして、抵抗した奥さんも殺害する殺人事件を起こした。英助はすでにその年に11件発生している「白昼の通り魔」の犯人だった。
■
日本春歌考
大学受験のために前橋から上京した中村(荒木一郎)は、試験場にいた469番の女子受験生(田島和子)に魅力を感じた。また、デモから離れていった教師・大竹(伊丹一三)と一緒にいた高子(小山明子)にも興味を覚えた。その後、大竹を囲んで男子4人と女子3人で酒席を設けたのだが…。
スタッフ
■
太陽の墓場
脚本:大島渚・石堂淑朗/監督:大島渚/音楽:真鍋理一郎
■
白昼の通り魔
原作:武田泰淳/脚本:田村孟/監督:大島渚/撮影:高田昭/音楽:林光
■
日本春歌考
脚本:田村孟・佐々木守・田島敏男・大島渚/監督:大島渚/撮影:高田昭/音楽:林光
キャスト
■
太陽の墓場
津川雅彦/炎加世子/佐々木功/川津祐介/渡辺文雄/小沢栄太郎
■
白昼の通り魔
川口小枝/小山明子/佐藤慶/戸浦六宏/渡辺文雄/殿山泰司/岸輝子/観世栄夫/川口秀子(特別出演)/滝沢修(声)
■日本春歌考
荒木一郎/小山明子/田島和子/伊丹一三(伊丹十三)
2012年12月21日リリース
発売元・販売元:松竹
【品番】DA-5919
【POSコード】4988105065550
【製作国】日本
【ジャンル】ドラマ
【音声】日本語(オリジナル)ドルビーモノラル
【字幕】なし
【カラー/モノクロ】カラー(「白昼の通り魔」のみモノクロ)
【層】片面一層