商品説明
松竹大谷図書館所蔵資料の組上燈籠絵『組上附属おはやし』、『組上燈籠付属絵』をデザインした松竹大谷図書館オリジナルグッズの文庫本カバーです。
組上燈籠絵(くみあげどうろうえ)は錦絵の一種で、絵の中のパーツ部品を切り出して貼り合わせ、立体に組み立てて遊ぶ玩具絵(おもちゃえ)です。紙に無駄が出ないように、たくさんのパーツ部品が緻密に配置されているので、一枚の錦絵として鑑賞しても楽しい図柄となっています。
文庫本カバーにデザインを使用した組上燈籠絵は、題名に「附属」「附属絵」という言葉が入っています。この「附属」というのは、作り上げた芝居の組上燈籠に付属する飾り物という意味で、芝居の組上燈籠絵とは別に売られていました。
表紙に使用した『組上附属おはやし』には、拍子木を打つ狂言方や出語りをする大薩摩、床で演奏する竹本、音楽や効果音を演奏する囃子方、黒衣やツケ打ち、幕引きなど、歌舞伎の舞台で活躍する人々が描かれています。
裏表紙には、役者の紋が散りばめられた豪華な引幕や天幕が描かれている『組上燈籠付属絵』をデザインに使用しました。表紙の『組上附属おはやし』と合わせて芝居の組上燈籠絵の傍に置くと、小さな芝居小屋を再現することができます。
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