商品説明
京極 夏彦著「狐花 葉不見冥府路行(きつねばな はもみずにあのよのみちゆき)」です。中禅寺洲齋、幽霊騒動に挑む。歌舞伎舞台のために書き下ろされた長編小説!
時は江戸。作事奉行・上月監物の屋敷の奥女中・お葉は、度々現れる男に畏れ慄き、死病に憑かれたように伏せっていた。彼岸花を深紅に染め付けた着物を纏い、身も凍るほど美しい顔のその男・萩之介は、"この世に居るはずのない男"だった――。
この騒動を知った監物は、過去の悪事と何か関りがあるのではと警戒する。 いくつもの謎をはらむ幽霊事件を解き明かすべく、
"憑き物落とし"を行う武蔵晴明神社の宮守・中禪寺洲齋が監物の屋敷に招かれる。
謎に秘された哀しき真実とは?
歌舞伎の舞台化のために書き下ろされた、長編ミステリ。
(出版社内容情報より)
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